目次

１．キャットタワーの基本構造と種類

２．サイズと高さの選び方

３．素材と安全性のチェックポイント

４．猫と人の暮らしになじむデザイン選び

５．まとめ

キャットタワーは、猫にとって「遊び場」であり「休憩所」であり「見晴らし台」でもあります。でもその存在感ゆえに、部屋の景観を乱してしまった…というお悩みもよく聞かれます。

INDOORPLUSでは、人と猫が自然に共に暮らせる空間を大切にしたいと考えています。猫の習性 × インテリア性を両立する「キャットタワーの選び方」のコツをわかりやすくご解説します。

「支柱や台座の「芯材」はしっかりしているか？」

キャットタワーの土台となる芯材（内部構造）は、安定性と安全性の要です。特に多くのジャンプや爪とぎに耐えるには、ファイバーボード（MDF）よりも無垢材や集成材など、丈夫で反りにくい素材が理想的です。

安価なタワーによく使われる紙管や空洞構造では、使っていくうちにグラついたり、折れてしまうリスクも。大型猫や多頭飼いの場合は、特に芯材の強度をチェックしましょう。

「表面素材は「爪とぎに適した質感」か？」

支柱に巻かれる麻縄（ジュート）や、ステップの表面に使われる布素材は、猫の触れ心地と爪とぎのしやすさに大きく関わります。

• 天然麻縄（ジュートロープ）：爪がしっかり引っかかり、長持ち。ナチュラルでインテリアにも馴染みます。
• 綿ロープ・コットン素材：柔らかくやさしいが、耐久性はやや低め。
• カーペット調ファブリック：寝心地は◎。滑りにくく、静音性も高い。

耐久性と触感のバランスを考えるなら、天然素材＋高密度な布張りの組み合わせがおすすめです。

「有害な塗装・接着剤は使われていないか？」

猫は日常的にキャットタワーを舐めたり、鼻を近づけたりします。そのため、ホルムアルデヒドなどの有害物質を含まない塗料や接着剤が使われているかも確認が必要です。特に安価な製品では、強い化学臭がするケースもあるため注意が必要です。

「安定感のある設計になっているか？」

キャットタワーが不安定だと、倒れたり、猫が使わなくなる原因に。特に以下の点は要チェックです：

• 土台の幅と重量感があるか？
• 背の高い突っ張り型なら、天井との固定力は十分か？
• ステップが飛び出しすぎておらず、バランスが良いか？

爪とぎやジャンプの衝撃を受けても倒れない、設置時のグラつきの少なさが安心感につながります。

「洗いやすさ・お手入れのしやすさも◎」

表面が取り外し可能なカバー仕様や、拭き取りやすい素材なら、日々のメンテナンスも簡単。毛や埃がつきやすいので、掃除機やコロコロがかけやすい構造だと清潔を保ちやすく、猫にも快適です。

キャットタワーは「遊び道具」であると同時に、「猫の居場所」であり「家具」でもあります。だからこそ、安心・安全な素材選びと設計の丁寧さが、猫にも飼い主にも嬉しい結果につながります。

INDOORPLUSでは、安全基準に配慮した高品質なキャットタワーを取り扱っており、素材・設計のバランスにもこだわっています。愛猫が長く愛用できる一台を、ぜひ慎重に選んでみてください。

４．猫と人の暮らしになじむデザイン選び

キャットタワーは単なるペット用品ではなく、お部屋に常に置かれるインテリアの一部です。特に近年は、「見た目もおしゃれ」「空間になじむ」「生活感を隠せる」など、デザイン性を重視したキャットタワーの需要が高まっています。
愛猫の快適さだけでなく、飼い主の暮らしや空間の美意識に調和する一台を選ぶことで、心地よい共生空間が生まれます。

① 色合いと素材感をインテリアに合わせる

まず注目したいのは、カラーと質感の統一感です。

• 北欧風やナチュラルインテリアには、木目調やベージュ系の落ち着いたカラーが好相性。
• モダンでクールなお部屋には、グレーやブラックのスチール調デザインが映えます。
• カフェ風・韓国インテリア風には、くすみカラーや曲線を取り入れたデザインが人気です。

INDOORPLUSでは、シンプルで上質な色味や素材感にこだわった商品を展開しており、既存の家具と無理なく調和するラインナップが魅力です。

② 省スペース型 or 壁寄せ型で生活動線を邪魔しない

キャットタワーの設置場所は、猫だけでなく人の動線にも関わります。特にマンションやワンルームなどの限られた空間では、圧迫感を抑えつつ使えるコンパクト設計や、壁面に寄せられるスリムなタイプがおすすめです。

• コーナー設置可能なL字型タワー
• 窓際に置ける細長設計
• ソファやテレビ台と高さが揃う多段ステップ型　など、

「猫が動きやすく、人が邪魔に感じにくい」設計が、共生空間の鍵になります。

③ 家具との統一感が、猫の“安心感”にもつながる

猫は“環境の一貫性”を好む生き物です。見慣れない素材や、ガタつく不安定な家具には近づかないこともあります。だからこそ、飼い主が使う家具と同じテイストのキャットタワーを選ぶことで、猫にとっても安心できる“自分の場所”になります。

たとえば：

• 飼い主のデスクや棚と同じ木目調のキャットタワー
• ベッドやソファの近くに置ける落ち着いた色味のタワー
• 同素材のステップやハンモックが組み合わさった統一設計

このように、「人の暮らしの延長にある猫の居場所」をつくることが、ストレスの少ない共生生活の基盤になります。

５．まとめ

キャットタワーを選ぶとき、つい機能面や価格ばかりに目がいきがちですが、暮らしになじむ“デザイン性”も非常に大切な視点です。猫が心地よく使えるだけでなく、人の暮らしや空間全体に美しさと調和をもたらす。

そんな一台に出会えれば、キャットタワーは単なる「ペット用品」ではなく、家族の一員のためのインテリア家具へと進化します。INDOORPLUSでは、猫と人、両方の視点から考えたキャットタワーをご提案しています。おしゃれで安心、そして暮らしに寄り添う一台をぜひ見つけてください。